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こんにちは。 元小学校教員のぽん(@ponlog_)です。
今日は、自身の教員採用試験(教採)の経験を振り返りながら、面接の質問例をまとめたいと思います。
あくまでも一例ですが、どんなことを聞かれても大丈夫なように仕上げていくといいと思います。
教員採用試験(教採)は面接が命
教員採用試験(教採)は面接が合否を決めると言っても過言ではありません。
みんな必死に勉強をして臨んでいるので、筆記ではなかなか差がつきにくいでしょう。
面接はかなり力を入れて対策した方が良いと思います。
教員採用試験(教採)の面接の質問例
教員採用試験(教採)面接の質問例をQ&A形式にまとめてみました。
Aはあくまでも「私だったらこう答える(答えた)」と言うものなので、
参考程度に聞き流してください。
ぽん
志望理由系
志望理由は教員採用試験(教採)の1次面接でも2次面接でも聞かれました。
Q1 どうして○○県の教員になりたいと思ったのですか。
A1 地元が好きで、地元に残って働くことで恩返しがしたいと思いました。また、本県は様々な教育課題を抱えており、その課題を解決したいと思いました。
Q2 中学校の免許も持っていますが、どうして小学校の教員になりたいのですか。
A2 どの教科も好きなので、全ての授業をやってみたいと思ったからです。
Q3 英検2級をお持ちですが、外国語の授業についてはどうお考えですか。
A3 子どもが英語に対して苦手意識を持たないように、楽しくコミュニケーションを取れるような授業づくりを行いたいと思っています。
自分に関すること
志望理由は教員採用試験(教採)の主に1次面接で聞かれました。2次面接では、少し突っ込んだQ3のような内容を聞かれたと記憶しています。
Q1 どのように体調管理をしていますか。
A1 どんなに忙しくても、睡眠時間は確保しています。また、食事内容をアプリで管理し、不足しがちな栄養素を補うようにしています。
Q2 どのようにストレスを解消していますか。
A2 体を動かすことが好きなので、ジムに行って走ったり泳いだりして汗を流しています。
Q3 大学ではどのようなことを学んだのですか。
A3 ゼミでは〜を専攻し〜の研究をしていました。教員になったらこの経験を〜に生かしたいと思います。(具体的に話せると良いですね)
児童への指導に関すること
児童への指導に関しては、教員採用試験の2次面接で聞かれました。現場で即戦力として働けるか試されていたような気がします。
Q1 もし児童が教室から飛び出してしまったら、どうしますか。
A1 担任が教室を離れると、他の児童を置き去りにしてしまうことになるので、内線で職員室に連絡をして、職員室にいる管理職の先生などに応援を頼みます。
Q2 もしクラスでいじめが起こったらどうしますか。
A2 双方の話をよく聞くことから始めたいと思います。自分1人で抱え込まず、他の先生方や保護者の方と連携を取りながら対応していきたいと思います。
Q3 支援の必要な児童に対してどのように接していきますか。
A3 まず、その子の特性をよく理解し、学校で共有したいと思います。学年団の先生や保護者の方だけでなく、場合によってはSCなどとも連携をとりながら支援を行いたいと思います。
仕事に関すること
仕事に関することは教員採用試験の1次面接で主に聞かれました。
Q1 現在の住所(実家)から遠い場所に配属になっても大丈夫ですか。
A1 大丈夫です!
(としか答えてはいけないと大学の先生に言われたので、こう答えましたが、心の中では「遠いところは嫌だ!実家から通えるところがいい!」と思っていました…友人の中には、「○○市以外は無理です」と答えて合格した猛者もいますが…。難しい事情があれば、正直に話しておきましょう。)
Q2 どんな教員になりたいですか。
A2 子どもと共に成長し続ける教員でありたいと思います。採用がゴールではなく、スタートであると考えて、いろいろなことを吸収して成長していきたいです。
教員採用試験の面接中に困った時は…
教員採用試験本番。面接中にどうしても想定外の質問がくることがあるかと思います。
その時は黙り込むのではなく、正直に
「すみません。少し時間をいただけますか。(考える)」
と言い、考えるというのも1つの手だと思います。
また、知らない用語が出てくるときもあると思います。
教育用語は十分学習していると思いますが、100%網羅しているとは言えないでしょう。
私の友達は「コミュニティスクールについてどういう考えをお持ちですか?」と全く想定していなかったことを聞かれたそうです。そこで知ったかぶりををせずに、
「すみません。分からないので帰宅後すぐに調べようと思います。」
と正直に答えたそうなのですが、結局その子は合格しました。
ぽん
教員採用試験の面接は練習あるのみ
「面接練習をすると、暗記した言葉を読み上げるような受け答えになるから、練習の必要はない!」
という声もたまに聞きますが、私はこの意見には賛同できません。
教員採用試験のために面接の練習をしておくことで、本番リラックスして臨むことができます。
実際に、私は初めの面接練習では言いたいことを何も言えずに、ただ沈黙してしまう場面も多くありましたが、練習を重ねることで本番では言いたいことを120%出し切れた面接になったと思います。
「私は何を聞かれても大丈夫!」
という自信があれば、言いたいことを面接官に自分の言葉で伝えることが出来ます。
面接練習の仕方
一緒に対策する友達がいる方は、ぜひ友達と面接官役と受験者役とで交代しながら練習をしてみてください。
一緒に対策する友達がいない方は、1人でも大丈夫です。
家で1人2役で練習してみてください。
ぽん
ぽん
こんな感じです。
「えっ!?家で1人でしゃべるの?」と思われるかもしれませんが、
ノートに書くことと声に出すことは全然違います。
騙されたと思ってやってみてください。
ぽん
最後に
教員を辞めた身ではありますが、自身の体験が少しでも誰かのお役に立てれば…という気持ちで記事にしました。
教員採用試験(教採)に向けて動き始めている方、面接対策に力を入れて頑張ってください。
ぽん