教員の勤務時間について【春から教員の方必見】

今日は、教員の勤務時間について書いていきたいと思います。

現職の先生方にしてみれば、

「当たり前じゃん!」

と思うようなことばかりだと思いますが、

私が大学生の頃は「教員の勤務時間」についてあまり知らなかったので、改めてまとめていきたいと思います。

※私は小学校教諭です。中学校や高校は、部活や進路指導等があったり、また小学校になかなかない空きコマがあったりと、また勤務時間が変わってくると思います。お知りおきください。

教員の勤務時間は7時間45分

教員の勤務時間は7時間45分と定められています。

「あれ!?短くない?」

と思うかもしれませんが、

大体の学校は、8:15~16:45が勤務時間に定められているはずです。

この間で45分の休憩を取ったら、勤務時間は7時間45分になります。

「休憩なんて取れるの?」

と思いますよね。

取れる取れないに関わらず、必ず「休憩時間」が設定されています。

お昼の時間帯だったり、放課後の時間帯だったり、担任かどうかで時間帯が違ったりなど学校によって様々です。

実際働いてみると、45分の休憩をみっちり取っている教員はほとんどいませんが、制度としてあるということは知っておいてください。

ぽん

担任は実質8時間30分労働かも

教員の勤務時間の例外

1年中365日、この勤務時間が適用されるわけではありません。

  • 修学旅行
  • 運動会

などの行事の際には少し変わってきます。

修学旅行は実際24時間勤務といっても過言ではないと思います。

ぽん

寝ずに交代で見張りをする学校もあるそうです。

運動会の時だけ勤務時間が7:15〜15:45になるなど勤務時間が1時間スライドされるような学校もあります。

他にも、職員会が長引いたり緊急に対応しなければいけないことが起こった際にはこの限りではありません。

教員の勤務時間の実際

上記の話を基にすると、

8:15少し前に出勤し、16:40には帰る支度をし、16:45に「お疲れ様です!」と職員室を出る…

「勤務時間」だけ見ると、こういうイメージかと思いますが、

ぽん

こんな先生なかなかいません!

とある教員の1日(一例)

7:00 出勤 授業準備や事務仕事を行う

7:30 教室に行く 早く登校した子どもたちを迎えつつ宿題の丸付けをする

8:15 ようやく勤務時間スタート。子どもはほとんど登校済み。

 

〜6時間休みなしで授業〜

 

16:00 帰りの会終了。子どもを居残りさせたり、たまった丸付けをしたりする。

16:45 定時はいつの間にか過ぎている。

17:00 職員室に戻る。学校で何かあったときは、放課後に保護者に電話連絡をする場合もある。

18:00 明日に向けて授業準備をする。

19:00 退勤

リアルにこんな感じだと思います。

出勤がもっと早い先生もいますし、退勤がもっと遅い先生もいます。

逆に、勤務時間ギリギリに来て、定時でさっと帰る先生も僅かながらいます。

要するに人それぞれなのですが、教員の勤務時間というのは現状あってないようなものになってしまっているのです。

ぽん

12時間ぶっ続けで働いている先生も多いです。

希望を捨てないで!長期休暇中の教員の勤務時間

新米教師

教員ヤバッ…ブラック過ぎでしょ…

と思ったあなた。確かにその通りなのですが、一つだけ希望があります。

それは、「長期休暇」です。

夏休み、冬休み、春休み。そして特例ではありますが今回のような休校措置の時、子どもたちは登校してきません。

子どもたちが登校してこない時の学校はとてもホワイトです。

先生

夏休みも忙しいよ!

という先生もいます。もちろん夏休みにも仕事はありますが、普段の比ではありません。

  • 授業
  • 丸付け
  • 給食指導
  • トラブル対応
  • 電話連絡

このような仕事がほとんど全てなくなるわけです。

なので、勤務時間ギリギリに出勤し、定時になったら即退勤することができます。

ぽん

本来当たり前のことなのに、特別ボーナスのように説明をしているのが悲しくなりますが…

また、このような長期休みを利用して年休を消化される先生も多いです。

私が1年目の時、どのように年休を取れば良いのか、なかなか感覚が掴めなかったので一例を紹介しますね。

  • ゆっくり寝たいから1時間年休を取り9:15から出勤する。
  • 普段通り出勤して、さっさと仕事を終わらせて2時間年休を取り14:45に帰る。
  • 午前or午後年休にして半日だけ頑張る。
  • 1日フリー(会議等なし)の時は思い切って1日年休で出勤しない。

こんな感じでとる方が多いかな?と思います。

正直、年休っていつ取ってもいいのですが、1年目って「休んでいいのかな?」って不安になりますよね。

3年目にもなると図太くなるものですが、こんな私でも1年目はドキドキしながら年休を取っていました。(そして大量に余り捨てることになる)

優しい学年主任の先生だったら、一緒に年休が取れそうな日を考えてくれるかもしれません。

教員自らが勤務時間を意識して働こう

ここまで記事を読んで、

新米教師

長期期間中しか勤務時間って守られてないのか…これが定年まで続くなんて辛いなあ…

と思われた先生がいると思います。

そもそも、どうして教員の勤務時間が守られていないのかというと、

「みんなが意識していない」

からです。

みんなというのは、教員自身もそうですし、子ども、保護者、地域の方…みんなが教員の勤務時間など気にしていないのです。

銀行や役所には営業時間があって、それを意識して利用されていると思いますが、学校は24時間営業だと思われている節があります。

なぜかというと、今までの先生が頑張り過ぎたからです。

「子どものため」に頑張って、時間外の業務にも全力で対応してきました。

そしていつからか、頑張り過ぎている状態がスタンダートになってしまいました。

保護者は朝の7:30や夜の20:00にも当たり前のように電話をしてきます。

17:00を過ぎた頃に「○○について会議をしませんか?」と持ちかけてくる教員もいます。

地域の方も、土日に何かトラブルがあったら警察よりも学校に電話をしてきます。

現状、「勤務時間外ですから!」とつっぱねることは難しいと思います。

でも、この働き方を変えていくのはこれからの若い世代だと思います。

自分の心の中で勤務時間を常に意識してください。

  • 勤務時間内はフルパワーで仕事を行う。
  • 定時を過ぎたら、「あ、定時を過ぎた!」という意識をもつ。
  • ダラダラ仕事せず、出来るだけ早く帰れるように効率的に動く。
  • 勤務時間外に人に仕事を振らない、人を拘束しない。(一番大事!)

すぐに変わるとは思いません。

でも、このような意識が広がっていくことで、少しずつ環境改善につながると思います。

現に、勤務時間外の電話は留守番対応になっている学校もあります。

こうやって少しずつ、少しずつ変わっていくのだと思います。

ぽん

教員の意識が変わると保護者や地域の方の意識も変わるはず。

結論

春から先生になられる方々、時間外労働もあるかと思います。

でも、勤務時間を意識して働くことを忘れないでください。

きっと少しずつ変わっていくはずです。

ぽん

教員の時間を犠牲にして成り立っているものが見直されますように!