【コロナ】縮小卒業式から学んだこと

コロナの影響で縮小卒業式に

私の勤務校も例に漏れず縮小卒業式になりました。

近隣の学校も全て縮小卒業式になっていましたが、コロナが広がっている地域では中止になった学校も多いようですね。

卒業式が縮小されるというと、

「卒業生がかわいそう」

「コロナのせいで…」

という先生も多くいました。

でも、実際にやってみると

ぽん

案外悪くないかも…?

と思った部分も多々ありました。

今日は縮小卒業式のメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。

【コロナじゃなくても続けたい】縮小卒業式のメリット

練習時間が短い

コロナの影響で休校になっていますので、子どもたちは登校しません。

なので、練習ができません。ぶっつけ本番です。

卒業式というと「何時間も練習をして臨むもの」という意識があると思います。

「ぶっつけ本番なんて本当に大丈夫!?」

と心配になるかもしれませんが、これが案外大丈夫なのです。

  • 名前を呼ばれたら返事をする
  • 前の人が礼をする時は一緒にする
  • 起立と着席を求められたらする
  • 音楽が流れたら歌う

このくらいは当たり前のように子どもの頭に入っています。

事前に必要なのは、式の流れの説明と歌の練習くらいでいいのではないでしょうか。

(※勤務校は歌もカットだったので歌の練習すらしていませんが…)

毎年、当たり前のように何時間もかけて練習をしてきましたが、もしかしたらそんなに練習しなくても卒業式はできるのではないでしょうか。

ぽん

軍隊みたいに揃えるならかなりの練習は必要だと思います。

当日の拘束時間が短い

縮小卒業式だと、学校にもよると思いますが、多くは30分〜1時間程度で終わるのではないでしょうか。

大人でもじっと座っているのって結構辛いですよね。子どもも同じです。

卒業式は基本的にしていないと怒られます。

「じっとしていなさい!」という指導が大の苦手な私は、ビシッと姿勢が崩れない隣のクラス(ベテラン担任)と比べられるのを恐れ、毎年全校練習のたびに胃が痛くなっていました。

ぽん

今思い出しても胃がキリキリする…

今回の縮小卒業式の後、いろんな先生達に

先生

今年の6年生はちゃんとじっとしてたよね!すごいよ!

と褒められましたが、いつも通りの長さだと、なかなかじっとしていられない子も出てきたと思います。

ぽん

1時間以内なら、トイレの心配も少ないですね。

縮小卒業式のデメリット

「縮小卒業式いいじゃん!来年からも同じようにしよう!」とは言い切れません。

もちろん「うーん、ちょっとなあ…」という面もあるのです。

入場者の制限

私の勤務校では、「保護者は2人まで」という入場制限がありました。

ですので、ほとんどの家庭はお父さんとお母さんが参加していました。

「本当はおばあちゃんにも来てもらいたかったんだけど…」

なんて声もありましたが、それはできませんでした。

また、今回の式では来賓もカットでした。

式の間中ウトウトしているような来賓はカットでいいと思うのですが、

心から「子どもたちの門出を祝いたい」という来賓の方(保育園関係、中学校関係など)もいらっしゃり、「どうしても参加したい」という問い合わせもありました。

そういう面からすると、一律に来賓カットというのもかわいそうかもしれないなとも思いました。

また、もちろん在校生も入場できませんでした。

在校生の中には、6年生の卒業を見届けたい子もいたでしょうし、卒業生は在校生に参加して欲しかったと思います。

ぽん

今年度の縮小の目的は「感染拡大防止」なのでこればっかりは仕方ないですが。

味気ないと感じる人もいる

「シンプルでよかった!」と思う人もいれば、

「例年に比べて味気なかった」と感じる人もいるはずです。

歌や呼びかけなどをカットし、例年より大幅に短縮した式になっている学校が多数だと思います。

卒業式の歌を楽しみにしている人もいれば、呼びかけを楽しみにしている人もいます。

逆に、「一人一人の証書授与さえあればOK」という人もいますし、「証書授与は代表だけでいいんじゃない?」という人もいます。

ましてや、卒業生・在校生・保護者・教職員と、立場が違えば感じ方や思いが違って当然です。

実際、私のクラスの中にも、

「なんかあっという間に終わっちゃったなあ。」

「呼びかけ、やりたかったなあ。」

「歌がないと感動しない!」

と不満そうな子もいました。

逆に、

「卒業式の練習が嫌いだから、ぶっつけ本番でよかった!」

「覚えることが少なくて緊張しなかった!」

と言っている子もいました。

【縮小?例年通り?】来年の卒業式に向けて

今年度の卒業式は、コロナウイルスの拡大防止としてやむなく縮小となりました。

従来の卒業式は肥大化しすぎていた面もあると思います。

  • 式の間は微動だしない
  • 途中でトイレに行ってはいけない
  • 起立・着席・礼のタイミングを覚えて完璧に揃えなければいけない
  • 証書授与の作法を完璧にしなくてはいけない
  • 何曲も歌わなければいけない
  • 呼びかけは長く、感動するものにし、完璧になるまで練習しなくてはいけない
  • 伴奏や退場曲などを生演奏しなければいけない

書いてみたら結構大変です。

上記のことを達成するためには、やはり何時間もの練習が必要ですし、その分教員の指導も必要だと思います。

私の意見としては、来年度からは教員と児童(と保護者)の負担軽減のために一部縮小したらいいと思います。

例えば、

  • 呼びかけを短くする
  • 合唱曲の伴奏をCDにする
  • 全員の動きを揃えることに固執しすぎない
  • 来賓の精選
  • 祝電は読み上げずに掲示

このくらいでもずいぶん負担軽減になるのではないでしょうか。

今回の縮小卒業式に様々な意見はあると思いますが、従来「卒業式」として当たり前に行われてきたことを見直すきっかけになったというのは間違いないと思います。

ぽん

来年はどうなるかな…?