【3年目若手】小学校教員を辞める理由【もったいない!?】

こんばんは。現役小学校教員(2020年2月現在)のぽん(@Pixi_1_6)と申します。

私は大学4年生の時に採用試験を受けました。

猛勉強の末、無事一発合格し、大学卒業と同時に小学校教諭として働き始め3年間勤務しました。

そして、「小学校の教員」という仕事を2020年の3月末で辞めることが決定してます。

「せっかく先生になったのになんで辞めるの?もったいない!」

と言われることも少なくありません。

今日は、私が教員を辞める理由についてお話ししていきたいと思います。

教員を辞める理由

教員の働き方になじめない

ブラック企業のイラスト(女性)

私が教員を辞める理由の中でダントツNo.1です。

近年、メディアでも多く取り上げられているのでご存知の方も多いかと思われますが、教員という仕事は「ブラック」です。

定時を過ぎてから、

「○○部の先生、ちょっと相談が…」と召集されたり、

「お手隙の先生がいましたら、明日のためにこの準備をしておきませんか?」

と新たな仕事を振られたりします。

「忘れ物をしました!」

と、子どもが訪ねてくることもありますし、

「先生、相談があります。」

保護者から電話がかかることもあります。

時間外に一生懸命働いたかといって、その分の残業代がもらえるわけではありません

振替がもらえる場合もありますが、全ての残業に当てはまるわけではありません。

しかし、仕事の特性上、

「定時ですから!」

と突っぱねられるものでもありません。

先生方・保護者達は、「みんなを定時後も拘束してやろう」なんて考えているわけではありません。

本当に悪気なく、理由もなく、今まで通り過ごしているだけなのです。

誰かの善意で始めたものがいつの間にかスタンダードになってしまったのです。

本来は定時で帰ることが当たり前なのに、そのようなスタンダードが出来上がってしまったために、

定時で帰る=やる気がない

というレッテルを貼られてしまうのです。

私はサボりたいわけではなく、働き方を正常にしたいという思いで早く帰るよう心掛けていましたが、残念ながら私のようなちっぽけな存在では孤独な戦いでした。

3年間頑張りましたが、結局教員の働き方になじめなかったので辞めることにしました。

価値観の違い

考える人のイラスト

3年間働いて、他の同僚の教員との「価値観の違い」を痛いほど感じました。

私は、物事を合理的に考えるタイプです。

一番効率の良い方法で、少ない時間と少ない労力で良いものを作る方法を模索しながら働いています。

ただ、教員の世界ではより長い時間をかけて、たくさん練り合ってできたものが良いとする風習があります。

校長や研究主任を巻き込んでああでもないこうでもないと模擬授業をしたり、指導案を何回も直したりしながら、膨大な時間をかけて何かを作り上げることが素晴らしいと考えられている場合が多いです。

私のような考えの教員は

  • 働かない
  • やる気がない
  • サボっている

と捉えられることもあります。

もちろん、効率的な動きを評価してくださる先生方もいますが、悪く評価する先生方の方が多いかもしれません。

正直、私は平均より多くの業務を請け負っていました。

ただ、帰る時間が早いというだけであまり仕事をしていないかのように評価されることもよくありました。

このことも辞める理由の一つです。

まだ見ぬ児童と保護者への恐怖

視線が怖い人のイラスト

幸い、学級崩壊もなく教員を続けてこれました。

合わない児童や保護者もいますが、なんとか心も健康なまま続けてこれています。

ただ、これから教員を続けるとしたら、そのような出来事が100%ないとは言い切れません。

  • 昨年崩壊したクラスを持つ事になる
  • 昨年まで落ち着いていたクラスを崩壊させてしまう
  • 保護者同士で結託して担任を潰そうとしてくる
  • 夜遅くに保護者が学校に怒鳴り込んできて対応する

小学校教員として働く上で、このようなことが必ずあると思います。

そんなことがあったとしても、年度途中に辞めるのは現実問題、難しいと思います。

私は常に、このようなことに「恐れ」を持って働いていました。

実際に、私も働く中で上記のような現場をたくさん見てきました。

学校に来られなくなった先生や、逃げるように辞める先生をたくさん見てきました。

その度に、「明日は我が身」という恐ろしさで心が潰されそうになりました。

3年間、子どもとも保護者とも小さなトラブルはあれどそこまで大きなトラブルはなく過ごすことができた

でも、このまま教員を続けたら何があるか分からない…

辞めることで、このような気持ちから解放されたいという思いも正直あります。

教員を辞めるなんてもったいない?

一生懸命勉強して教育学部に入学しました。

当時は今よりも教育学部の倍率が高く、「絶対先生になるぞ!」という強い意志で勉強を頑張ったことが記憶に残っています。

大学に入ってから一番大変だったことは、教育実習です。

毎日夜遅くまで指導案を直したり模擬授業を直したり…

先の見えない毎日でしたが「絶対先生になるぞ!」という強い意志で乗り切りました。

そのあとの採用試験も万全の対策をして臨みました。

合わせて読みたい
倍率が低かったということが大いに関係していますが、頑張って一発合格しました。 【教員採用試験】教採は大学4年生が一発合格しやすい?

そして、採用されました。

初任者研修も、2年次研修も、3年次研修も頑張ってきました。

それなのに、辞めるなんてもったいないかも…

と何度も考えました。

正直、教員でいる方が収入も多いし、公務員で安定しているし、これから子どもを産むと考えたらお休みも民間より気にせず取れるかもしれない…

教員を辞めることで生活が苦しくなるかもしれない…

辞めるのはやっぱりもったいないのかな?

でも、私が教員になるため+教員に費やした7年間という時間を人生全体で考えると10分の1にも満たないことに気がつきました。

ぽん

人生は一度しかないのに、このままモヤモヤとした気持ちを抱えながら働くの!?

と思うようになりました。

そして、「こんな気持ちで先生を続ける方がもったいない!」

と結論づけ、辞めることを決意しました。

ぽん

辞めない理由を探すのは辞めました!

教員を辞める〜またやりたくなる日まで〜

先生のイラスト(女性)

私が辞めた後に、働き方改革はもっと進んでいくでしょう。

働きやすい環境づくりができていくかもしれません。

そしたら、辞める人も減り、人手不足も解消され、先生達の働き方に余裕が出てくるかもしれません。

一般企業で働きながら

ぽん

「もう一回、授業がしたいな…子供と過ごしたいな…

という気持ちになる日が来るかもしれません。

辞めたことを後悔する日が来るかもしれませんし、むしろ来て欲しいとさえ思います。

そんな時は、また先生に戻ろうと思います。

免許さえあれば非常勤講師でも、常勤講師でも働くことができます。

なので、辞めても免許更新は続けようと思います(笑)

もしかしたら、もう一回採用試験を受けるかもしれません

未来のことは分かりませんが、そのくらい現場の先生方にとって働きやすい職場になればいいなと思います。

ぽん

私が教員を辞める理由でした。最後までお付き合いいただきありがとうございました。